この日は南蔵王の縦走路を歩く予定でした。
が、担当者が高齢者の団体のコースでは荷が勝ちすぎるのではないかと、
大黒天・・・・刈田岳山頂…馬の背…・熊野岳のコースを歩くことになりました。
参加者12名。
7月半ばの馬の背から熊野岳周辺はコマクサが満開でしょうから変更したとしても反対する人はいません。
というわけで簡単ハイヒールコースを目指して蔵王エコーラインを大黒天目指して走りました。
ところが・・・・
山の上はすさまじい強風が吹き荒れています。ちょっと歩いただけでも飛ばされます。 どうする?事故があってからの中止はねー。
すさまじい風は吹いているけれど、刈田岳の山頂までを目標に歩こうか?
そのうち風がおさまるかもしれないし・・・・・
出発
しかし風は治まりません。周りはガスが濃くて景色も足元の花も見えません。
私の体力ではこれ以上は無理だと判断して途中から戻ることにしました。
屈強な男性会員が戻る私についてくださいました。
心強いわねー。
せっかく登山しに来たのに私に付き添ったりして本当に申し訳ない。
というわけで強風の吹く大黒天でみんなが戻ってくるのを待ちました。
この風の強さに時々ガスが流れて行って荒々しい五色岳が見えます。
私ね、緑深い蔵王南縦走路も大好きだけれど、お釜から五色岳にかけての荒々しい爆裂火口を眺めるのも大好き。
みんなが戻ってきてから大鳥居のそばの児童公園でお弁当を食べて
高速道路の菅生PAで料金精算をして早々と帰宅の途に就きました。
せっかく行ってもこんな風が強い日があって登山できない事もあることを学んだ山行でした。登らないと判断した担当者は正しかったと思うよ。
実は勇気がいるのよね。登らないって判断すること…・。
だって花見のベストシーズンですもの。
私に付き添って途中から下山してくださったSさん、ありがとうございました。
大黒様とか、流れるガスのかかった五色岳の写真とか、たくさん撮ったのに、どこかにカメラを忘れてきた。ドジ。写真ありません。