パートナーの推しポイントね。
いっぱいある。
でも原因も治療法もわからない病気にかかっている今の彼は
その病気をきっと納得はしていないと思うけれど
受け入れようと努力している。
癌にかかって手術して退院してから4年。
レストレスレッグス症候群は4年もの間
夜、彼を眠らせてくれない。
足だけでなく、背中や胃にも症状がある、と言う。
眠いのにむずむずの症状で起きて動き回らなくちゃならないというのは
一緒に付き合えばいいのだろうけれど、
オレの問題だから一緒に起きている必要はない、と宣う。
階段から落ちたりしないか、柱にぶつかったりしないか心配はきりがない。
そんな彼だけれど、ムズムズが起きれば、その症状を和らげるために
歩き回ることをいとわない。
私の眠りの邪魔をしないようにと下に降りてリビングのテーブルの周りを歩く。
レストレスレッグス症候群などという病気があるっていう事さえ知らなかった私、
もしかしたら癌の手術が引き金だったのかなあ。
小さな耕運機を買ったからと言って畑を頑張らなくてもいい。
彼が痛いところなんかなくて眠れてニコニコできればそれが一番。