2つの特別の拝観、に連れて行ってくれるツアー。

清水寺の成就院の、中島潔画伯の描いた襖絵をみる貸し切りの拝観と、

冷泉家、公家屋敷の特別拝観 が売りの東京からのツァーに申し込みました。

 

ツァー参加するって、仙台発登山ツァー以外したことがなかったから、朝8時に東京駅集合には、どうしよう・・・・と思ったわ。

一番早い東北新幹線に乗っても間に合わない。

1日早く行って、東京の駅前のホテルに泊まって東京見物をすることにしました。

 

10月31日。

先ずは上野。国立博物館で今開催されている御即位記念特別展正倉院の世界を拝観しました。

正倉院展は東京でも以前何度か開催されていて、その時も行ったことがあります。

やっぱり

正倉院展は人気がありますね。

入場までに約1時間かかりました。

中はもちろん撮影禁止なので、あとはHPを参考にしてください。

展示は 音声ガイドを借りてそれを助けに拝観いたしました。

 

第一章 聖武天皇と光明皇后ゆかりの宝物

天皇が亡くなった後、皇后が天皇をしのびながら収めた宝物の数々を眺めていると、最愛の人に逝かれた妻の悲しみが伝わり、それは庶民と何ら変わることがないのだと思いました。

 

第二章 華麗なる染色美術

大仏開眼の時に使われた幡,天蓋などがその後東大寺に収められ、その後正倉院に、宝物として伝わっています。

これが、箱の中に入っていて正倉院に伝わったこと、火事に遭ったりしないで伝わったことはやっぱりすごいです。

 

第三章 名香の世界

どんな香りがしたんだう。 のちの権力者がこの香りの木を削って香りを楽しんだ?ことを知ると、そんな何百年もの時が過ぎていてもそんなに魅力的な香りがしたんだろうかと不思議にさえ思います。

 

第四章 正倉院の琵琶

 有名な、螺鈿紫檀5弦琵琶  昔から伝わった本物と、平成31年に寸分たがわず模造されたものが展示されている。

部屋は新しく作られた琵琶の演奏が響き渡っていた。はるばるシルクロードを伝わってきた音だ!!

よくもこんな完璧な形で伝わったものだと、伝えてきた人々の苦労がしのばれます。⇇ いや、ばらばらになっていたものを組み立てたものだったかもしれません。なお、調べておきます。

 

第五章 工芸美の共演

国宝のお面や香炉そして壺など

昔むかしのお面は作られた時代の7世紀、8世紀の違いがわかって興味深い。

後期に展示されるという琥珀と螺鈿に彩られた鏡、国宝の鏡も見たいなあ。

こんな素晴らしい技術があったんですね。

 

第六章 宝物をまもる

こうして私たちがいまもこれらの宝物を目にできるのは決して偶然ではなくて、伝えていくための努力のたまものだったことを伝えています。

塵芥も展示されていて、これが重要文化財に指定されています。

 

写真撮影が許可されている場所まですすみました。

正倉院正面  奈良東大寺に行ったとき本物を見てきたのを思い出しました。

 

やっぱりすごい。

沢山の人のカメラが映らないように写すのはむずかしいね。

 

燃えて亡くなってしまうものが燃えないで残ってきたことの凄さ!!

首里城が燃えてしまったこと、改めて残念でなりません。

 

 

博物館を出ました。常設展示はまたの機会に見に来ましょう。

 

上野公園をぶらぶら。昼がとっくに過ぎています。

上野精養軒で腹ごしらえして・・・・

 

東京駅へ。

東京駅は広いねえ。入口出口がいっぱいあるし、もう・・・・・

まず次の日の集合場所を確認して。

夫が東京勤務のころとは東京駅も、日本橋も様変わりです。私がびっくりするのは当たり前としても、夫も私の道案内に時々迷います。

現役のころ転勤中には通勤していた道路なのに。

 

次は日本橋方面へ。三越の隣が三井本館。ここには美術館があります。

三井記念美術館によって特別展「茶の湯の名椀」を鑑賞しました。

なんでも鑑定団の番組が好きでよく見るのですけど、本物をこうしてみることができます。

が、よくわからないねー。昔の大名たちがこぞって名椀を欲しがったというけれど‥‥なんでぇ?

 

 

ここ二重橋が日本の各地へ通じる道路の起点なんですね。ラブ 唐草の風呂敷でほおかむりしているのはなんで?

 

わたしは完全にお上りさん。

この橋の上に高速道路を通すことに誰も反対しなかったのかなあ。