1つ前の記事からの続きです。
峩々温泉にめがけて下ります。ここからは奮戦記の様相です。
今の時期はコマクサの咲く季節、蔵王山頂はコマクサの群生地として有名ですが、山頂一帯はずいぶん数が減っているように思います。
が、・・・ありましたありました。少し北に降りたあたりには点々と可憐な花を咲かせています。
峩々温泉までのコースは大好きで何度も歩いたコースです。
自然園の岩場を通過してしまえばあとは太古からの蔵王の姿であろう森林の中の散歩ができる。と思ったのは甘かった。
蔵王町の役場でコースを確かめたときも、川崎町でもがけ崩れなどはないし、大丈夫、歩けますよ。とのことでした。
それを真に受けてはいけなかったわ。
さらに名号峰の分岐から先は全く狩り払いがされていなくて背の高い草をかき分けながら進まなければならなかった。ふぅ
ここから温泉までジグザグのくだり道です。
足の指先も太もも、ふくらはぎも悲鳴を上げています。
バスが待ていてくれました。
4時には下山の予定が、最後の人が到着したのは6時近くになっていました。
まだ明るいからいいけどねー。日の短い秋なら大変だ。
峩々温泉分岐でMさんと別れ、遅くなったので村田ICから高速道路を使って多賀城へ帰りました。
この日は参院選の投票日。どうにか投票締め切り時間前までに帰り着いたのは幸いだった、のかな。
自分がいかに体力が落ちていたのか思い知る登山となりました。