地元の中学校の、校内合唱コンクールがありました。
1,2年生は午前に、3年生は午後に行われました。夫&私は午後に行きました。
じつは孫③のかっちゃんが出ているのです。彼が合唱コンクールをやるのはこれで終わり。
中学校の3年間なんて、ほんとにあっという間です。
それにしても・・・・子供たち、多賀城市民会館の大ホールで歌えるなんて、なんという贅沢!!
音響がいいことで有名で、多くのプロの演奏家がこの会場で芸術活動を行い、録音しています。
聴いたのは3年生だけですが、今まで何度も中学校の合唱コンクールを聴いています。
うちにお稽古に来ていて伴奏を引き受けた子供たちが出るたび、孫①みっちゃんの時も。
子供たちの一生懸命さが伝わり、聴いているこちらが緊張し、感激してウルウルしてしまいます。
3年生の課題曲は「名づけられた葉」
かっちゃんのクラスのみんなが選んだ自由曲は「ことばにすれば」
合唱の曲も随分変わりました。
くりかえし転調が出てきて調が変わったり、
シンコペーションがたくさん入っていてリズムが難しい曲だったり、
曲想に大きな変化があってドラマチックだったり。
言えることはその難しい合唱曲に、3年生のどのクラスの子供たちも、一致団結して真剣に取り組んだであろうこと。
声がよく出ていたし、曲をよく理解しどのように表現したらいいか、という点でも一生懸命やったんだということがよくわかりました。
そのあとは先生方の合唱です。
合唱の定番「大地讃頌」 そしてNHK朝ドラ半分、青いのオープニング星野源の「アイデア」
忙しいのに、先生方の歌もよかった
客席に座っている子供たちのヤジがまた 先生っていう職業はいいなあと思わせるに十分です。
せんせーい、だいすき! せんせーい、あいしてる
先生たちと子供たちの関係がとてもうまくいっている証拠ですね。
そのあとは、審査の結果と表彰がありました。
「この星に生まれて」を歌った1年生のクラスは、担任の先生がいないのに優秀賞でした。
優秀賞を発表した先生が、担任の先生は今朝男の子が生まれたと先ほど連絡が来ました。
みんな大喜びでした。
先生がいなくても優秀賞が取れた頑張りもだけれど、「この星に生まれ」た自分たちのかけがえのない命の大切さ、先生に赤ちゃんがやってきた命のつながりの不思議さをかみしめていたようでした。
最後は校歌の、全員合唱。
孫がいて、聞きに来てほしいと誘われて、こうして楽しい校内合唱コンクールを聴けたこと、とても幸せでした。