わせねでや

わせねでやとは忘れないでねという意味の仙台弁。

桂島"うた"プロジェクト『わせねでや』　うた　加藤登紀子さん

島の風に　この身を吹かれ　歩く小道　鼻唄そえて
めぐる　めぐる季節の唄は　君が愛した　故郷の唄

春は菜の花　おぼろ月夜　のどかなる海よ
夏は　はまなす咲きほこり　きらめく海よ

わせねでや　友よ　故郷　思い馳せ遠くても
島に咲かせよう夢の花　愛を寄せ合いながら

桜つぼみが色づく頃に　大地が揺れて海があふれた
されど負けて　負けてなるかと　浦に響くよ　みな声あげて

秋は萩の花咲きみだれ　思い出の海よ
冬は雪の松　波あらく　なつかしき海よ

わせねでや　友よ　故郷　思い馳せ遠くても
島に咲かせよう　夢の花　愛を寄せ合いながら

いつまでも　いつまでも

TBC東北放送による「桂島”うた”プロジェクト」によって誕生した「わせねでや」は、今では県内の合唱団、中学生、高校生たちに、いえ県外でも広くコーラスで歌われています。

復興支援ソングは「花は咲く」だけじゃないのよ。

12月15日に多賀城文化センターで復興の歌プロジェクトとして「おもいでのうたコンサート」が今年も開催されます。

「わせねでや」はコンサートの最後に出演者と会場みんなで歌われる予定です。

　　　　　　　　　おもいでの歌コンサート

　　　　　　　　　多賀城市民会館　　大ホール

　　　　　　　　　開場　13:30　　　　　開演　14:00

　　　　　　　　　入場料　1500円

　　　　　　　　　　　　　　高校生以下　無料