もう着ないからと、持っている着物をほどいてリメークに余念のない私が、なんと浴衣を縫っちゃった。

 

着物をほどきながら、和服のすばらしさ、和裁の奥深さを知ることができた。

それなら、浴衣を縫ってそれを着てみたら? と先生が勧めてくれた。

先生、ご自分が縫おうと用意していた浴衣地を私にくださった。

ね、素敵な浴衣地でしょう?

 

細長い1枚の布をできるだけ鋏を入れないで、裁つ方法。 

洋裁だったらカーブに沿って一定の縫い代を取って布を切るのですが、和裁では36cmの幅の布の、しるしをつけた場所から余ったところは切ったりしないで折り込むのです。ほどけばまた1枚の布になります。

 

着物をほどく時にいつも手を焼いていた留める方法。

着ていて力がかかるところは、例えば身八つ口(そで下の脇あきのところ)など、和裁独特の何種類もの留める方法があるんです。

これはもう魔法です。これだけしっかりした留めは、強引にほどこうとすると、布が破れてしまうほど。

 

縫った針目が表から見えないようにキセをかける事。

まっすぐに縫えないへたくそな私でも、キセをかけることで、縫い目が見えません。

これも洋裁にはない技法です。

 

少しづつその技法を教えていただきました。

 

            

 

お友達が、博多織の半幅帯を貸してくれました。

別のお友達は、やってごらん、と言って浴衣の着方、帯の結び方を教えてくれました。

 

あとは練習練習てへぺろ

夫が着付け練習しているところを撮ってくれたのはいいけれど、彼、背が高いから見下ろされている視線ショボーン

練習成果は、4日夕方から行われた地区の夏祭りで披露しましたわ。