昨年、リハビリ登山のつもりで尾瀬に行ったとき、尾瀬の玄関口片品村の産直市場で花豆が売られているのを見つけました。

夫が、この豆を育ててみよう、と言って買ってきました。

    

これがその豆。

1粒がとても大きくて3㎝近くもあります。

一体、どんな豆なんだろう、どうやって食べるんだろう、どうやって育てればいいんだろう…

と思っていろいろググってみました。

そしたら、花豆は群馬県の特産の豆で、特に片品村では生産が盛んだということ。

そういえば産直市場には瓶詰の甘煮、甘納豆、などの加工品も売られていました。

私たちが買ってきたこの大きい豆は、大切に育てられて、1粒1粒手で選別された特級品だということもわかりました。

 

 

豆をどのように煮るのか、味噌つくりをするので知っているつもりでしたが、花豆特有の注意点があるかもしれないと、さらに調べて豆を煮ました。

 

まず、豆を一晩水に浸して十分吸水させます。 あくを流すために途中で水を取り替えます。

次の日。豆を洗って圧力なべに入れます。あく抜きのために重曹をぱらぱらっと振って、ひたひたより多く水を入れます。

蓋をして5分しゅるしゅる。

火を止めて粗熱が取れるまで放置。

開けて豆を洗い流します。これであくがしっかりとれた、はず。

 

再び圧力なべに戻し、水をひたひたより多めに入れます。豆が踊って皮が破れたりしないように落し蓋をして 今度は15分しゅるしゅる。

火を止めて冷めるまで放置。

これでふわっふわに煮上がりました。

 

味をつけないで冷凍したい場合には、ここでジップロックなどの袋に入れます。

水を張ったボールに袋を沈めると、簡単に真空にできます。密封して冷凍庫へ。

 

味付け。

私はあんまり甘くしたくなかったので、1/3くらいの砂糖でやってみました。

注意することは豆がいつも煮汁に浸っていて、空気に触れさせないこと。

入れた砂糖を溶かすために一度沸騰させて火を止めてしまいます。そのまま放置して味をしみこませます。

 

今朝。煮汁だけを別鍋に入れて煮詰めます。半分くらいの量になったら、豆の上からかけて。

できあがり。

どお? 

ふっくらとつやつやに煮あがったわ。

 一粒でも十分満足感があります。 ヨーグルトのトッピングにしようかしら。

豆のカレーなんかもいいかもね。