ここは畑。 パパが、たくさん餅草が出始めているよ。 と教えてくれた。

1 ほら! 日当たりがいい空地にはほかの野草と一緒にやさしそうな色のヨモギが出てきています。


そう言えば、万葉集などにも、摘み草を読んだ歌がありますよね。

昔は暖房の設備など充分ではないから、今よりずっと冬が寒かったはず。

きっと春はとても待ち遠しく、緑色が見えてそれを摘むことはとてもうれしかったことでしょうね。


そんなことを思いながらヨモギの開き始めの葉先だけを摘んできました。

昔の人だけでなく、今に生きる私も、摘み草大好きです。



さて、これからは山菜の季節がやってきます。

野草は、人に取られたくらいではなくならないほど逞しい、なんて言わないで、自然から少しだけ春を分けてもらうという気持ちで楽しんでほしいです。

たくさん取って隣近所にも分けてあげたいなんて思わないで。根こそぎ盗るのはルール違反。

車社会になり、山に住んでいない人が大挙してどっと山に入ったら、どんなことになる?

春の山歩きしていて、根こそぎもぎ取られて死んでしまったタラの木、コシアブラなどを目にすると悲しいんですもの。



摘んできたヨモギで、草餅を作りました。(^_^)v

夢中で作ったから、どう作ったのか、途中の写真なし。
2  あ~~ テーブルも床も、まわりはきなこだらけ


3 お餅の中には、栗羊羹が入っているの。

普段甘いものを食べないから、羊羹の消費作戦でもあるわね。

お餅の中にあんこなどを入れる時には、外側はきな粉だけ。

中に何もいれない時には、きな粉+砂糖+ほんのちょっとの食塩を混ぜたものそえるか、まぶします。

4 おいしそうでしょ?





写真がないけれど、よもぎの処理だけ書いておきます。

  葉先だけ積んだヨモギは、よく洗います。

  お湯をたっぷり沸かして、重曹を入れて洗ったヨモギを茹でます。

これだけ柔らかくやさしい葉っぱ今の時期のヨモギは、アクもほとんどないので重曹は無くても、いい。

これが連休過ぎるくらいになると、かなり存在感のある葉っぱになるので、重曹を使って茹で、よく水にさらしてアクを抜きます。


  茹で上がったヨモギを絞って、包丁でたたいて、たたいて、たたいて・・・・ペースト状にします。

あのね、フープロでやってみたけど×

すり鉢も試したけれど×

包丁がベストです。


沢山出来たら、冷凍しておきましょう。いつでも草餅、草だんごが食べられます。

おいしかった。また作ろうっと。。。