富士山って、どうしてこんなに人の気持ちを引き付けるのでしょう。

とうとう世界遺産に選ばれましたね。

次の3枚は、昨年3月29日の富士山です。これほどきれいに見える富士山には、実は初めて会ったのです。富士山には2度登っているけれど、夏山だったので、下界からはかすんでいてだめ。


きょうも、いただきまーす!-1

夜明け前。山中湖の宿の近くから。ピンク色の富士山って、ほんとにあるんだ!! って感動したわ~。


富士山。30万人もの登山者が7、8月の2か月に集中するのだそうです。

世界遺産に選ばれて、とてもすばらしいことです。地元の観光関係者の方々の喜ぶ姿が、昨日のテレビで報道されていたのが印象的でしたが。


この影響でさらに登山者が増えることでしょう。国内のみならず、外国からの登山客もきっと増えることでしょう。

登山者が夏に集中することで今までもいろいろ問題になっていましたね。
明らかにオーバーユースの状態からくる問題で、1度は世界遺産登録が否決されたとか・・・・・。


きょうも、いただきまーす!-1

山中湖パノラマ台に行きました。急いで行ったけれど、朝日を浴びてピンクに染まっている時間を過ぎ、山は真っ白に輝いていました。



この、オーバーユース状態を、入山料を取って規制しようという案が浮上しています。

山小屋関係者からは、入山する人が減ることは死活問題だと反対する意見も出ているとのことですが、

この入山料の行方には大きな関心を払わなければならないことを前提として、私は入山料は払ってもいいのではないかと思っています。

登山道を安全に登山ができるように整備したり、ごみを拾い、片付けるなど、環境をきれいに保つためにはボランティアだけに頼ることはできませんから。


きょうも、いただきまーす!-2

29日夕方。富士山と南アルプスの間に日が落ちていく。

きれいだ。朝も素晴らしいけれど、夕方も、いい。日が沈んでもずっとシルエットを眺めていたわ。



富士山での登山道整備や清掃など、標高の高いところで一生懸命働いている人たちのおかげで私たちは安全に登山を楽しみ、自然に向き合った感動に出会えるのです。

それらの仕事は、多くは山小屋の人たちが担っています。


入山料を払ってでも登りたい人が登ればいい、とは思いませんが、世界遺産に認定されたことで起こるさらなる問題の、これが1つの解決法にはなるのではないかしら。


今年、山岳会でも富士山登山が予定されています。

私も行きたい。でもまだ行くことが出来るかどうか、未定です。今年はまだ入山料がないので、ものすごく混むんだろうなあ・・・・・。