この日は、列車とバスを使って、サンモリッツからツェルマットへの移動でした。


氷河特急は、沿線が絶景の連続で、本当に楽しむことが出来ました。車両は天井まで広い窓になっていて、窓からの景色を邪魔しないように出来ています。

始発のサンモリッツ駅からアンデルマット駅まで列車の旅です。特急、と言っても、時速30kmくらいなので、足で走るよりは早い、と言う感じでしょうか。。。



きょうも、いただきまーす!-1 この日はとてもいい天気でした。青い空に、


きょうも、いただきまーす!-2 白い雲が浮かぶ田舎の風景に・・・・

きょうも、いただきまーす!-3 針葉樹の森と、牧草地と家と牛小屋…


きょうも、いただきまーす!-5 街には必ず教会があって、ここに住む人々の精神的な支えなのでしょうね。

きょうも、いただきまーす!-4 高い山から流れる水は、やがて大河となってヨーロッパの国土を何か国も横切って、海に行くのでしょうか…。この川は、やがてライン川になるのかな?



きょうも、いただきまーす!-2 やがて、アンデルマットの町が見えてきました。


きょうも、いただきまーす!-3 ここから・・・・バスです。


有名なランドバッサー橋ですが、あっという間に通り過ぎちゃって、(・・。)ゞ

下の写真は、スイス観光局のHPからです。左の写真がランドバッサー橋。


きょうも、いただきまーす!-1

■アルブラ線 Albula Line <トゥージス=サン・モリッツ>
1898年に着工し、1904年に開通したアルブラ線。作業員の前に次々と立ちはだかったアルプスの難所を、数々の石橋やトンネル、カーブをつくりあげることで、ひとつひとつ克服していきました。高さ65mの印象的なランドヴァッサー橋、ベルギューンからのプレダまでの約400mの高度差を調整する5つのループトンネル、ライン川とドナウ川の分水嶺でもあるアルブラ峠を越える長さ5866 mのアルブラトンネルなど、まさに鉄道技術の傑作といわれています。まるでアトラクションのような鉄道に乗って、美しい自然の中に素朴な村々が点在するアルブラ谷の情景を車窓から存分にお楽しみください。スイス観光局のHPより




アンデルマットからは、バスです。


交通手段が発達しているスイス、氷河特急アルブラ線もたくさんのトンネルが山を貫いています。

なんと! このあと登山電車にも乗りますが、4000m近くまでも列車を通しているんです。


もう、こうなると、日本人とはなんと感覚が違うんだろうと、感心するばかりです…

バスに乗るためにアンデルマットで下車しましたが、電車はトンネルをくぐってツェルマットへ向かっています。

だから、昔からアルプスを越えるためのフルカ峠越えの道は完全に観光のために遺してあるとしか思えません。





きょうも、いただきまーす!-1

いい天気で絶景続きです。 アンデルマットの郊外から、先ほど降りてきた氷河特急が見えていました。目線よりかなり上です。



きょうも、いただきまーす!-2 川と牧草地(アルプ)と白い山。

きょうも、いただきまーす!-3 だんだん高度を上げていくと・・・・・

きょうも、いただきまーす!-4 フルカ峠から見下ろしました。以前の、今は使われていないアルブラ線の軌道は、観光用にSLが時々走るのだそうです。ちょうどそれが通るのを撮影できて、ラッキーです。

きょうも、いただきまーす!-5 峠の駐車場と、レストハウス。


きょうも、いただきまーす!-1

入場料を払えばローヌ氷河の先端まで行くことが出来て、青い氷河トンネルをくぐることも出来るのですけれど、時間が限られています。


ここ数年で、氷河はかなり後退してしまったと、屈強ツァーコンダクターが言っていました。

彼は、すでに30回もスイスにお客さんを案内しているとのこと。(@_@)


きょうも、いただきまーす!-2

ここまで上がってくる道の、実はとってもおっかないんです。よくもこういう道、作ったものだと思うくらい。

道幅が狭い、2台すれ違うのがやっとやっとのヘアピンカーブが続き、ろくにガードレールもついていない、下を見れば切り立ったすごい谷底。


家をきれいに片づけて、遺言を残してくればよかったかなあ…と、真剣に思っちゃったわ。


バスでフルカ峠を越えて見れば、昔の人は、本当に大変だったと思うし、九州ほどの面積のスイスが、ドイツ語、フランス語、イタリア語、ロマンシュ語の4つの言語が公用語になっているというのも、急峻な山が各地域を隔てていれば当たり前かなあ・・・・と、なんとなく納得できました。


ツェルマットについた時には、ちょっとほっと・・・。