きょう、おかげさまでばあたんの葬儀を終わらせることが出来ました。


皆様から、心のこもったコメント、メッセージ、メールをいただきました。ブログを通して、こんなにも温かい思いのこもった言葉をたくさん頂戴して、あらためてみなさまに感謝いたします。

ほんとうにありがとうございます。



11月に大腿骨の骨折をしてから、病院と施設で過ごしたばあたん、12歳の時から、ずっと過ごした古い家にいつもいつも帰りたいと訴えていたばあたん。


ばあたんにとっての家は、新しい移転した家ではなくて、引っ越す前の、あの家だったのです。


その古い家も、もうないのだけれど、家に帰るというばあたんの願いを、亡くなってからしかかなえることが出来ませんでした。汗 古い家のあった場所を通って通夜を行った場所へむかいました。



葬儀の後、納骨も済ませました。

お墓は、そのなつかしい70年以上暮らした家のあった場所をよく見下ろすことのできる山の上にあります。




10年来の認知症が次第に進んで次第に人格が崩れていったばあたんのことは、いつもいつも、何をしていても私の頭の中の多くをずっしりと、時には重く占めていました。


そうなる前には、大きな大きな愛情で私たちを育み包んでいてくれたのに。

私の精神状態が良くない時など、ばあたんのおかげでこれこれができない、とか、つい思い通りにいかないことをばあたんのせいにしたりして、心をざわめかせたり、怒ったり、泣いたり、ほんとうにダメ娘でした。



が・・・・



こうして終わってしまうと、逆にとっても寂しいというか、

ばあたんが生きていたからこそ、元気はつらつでいなくちゃ、頑張らなくちゃと自分自身の生きる支えにしていたんだなあと、あらためて感じます。



母の死は、人は必ず死んでしまう、ということを直視し、限りある命の1日1日を大切に生きていくことを改めて教えてくれました。




ばあたんのあんなこと、こんなこと、時々ブログに書いていました。書くことをためらいながらも、書いていて残って、よかったと思います。

http://ameblo.jp/tk18412004/theme-10018771017.html


合掌