Fさんのブログ で多賀城山岳会の1月の山行報告を読みました。
歩かない理由をいろいろ見つけては自分を甘やかしていることに、やっぱり、ちゃんと歩かなくては・・・・と、俄然思い立つ。 エベレスト、あきらめていないんだから。
体力がなかったら、ますます、遠くなってしまいます。山行報告はすごく刺激されます。
まず、電車に乗って富山駅で下車。
山道は、まだ雪が残り、寒さが続いたせいか、大きなツララもあちこちに下がっています。
山は、標高が112m、モミ、イヌシデ、コナラ・・・などにおおわれて、原生林の様相を保っています。案内板の説明より
やがて、道は参詣の階段になりました。数えながら登りました。
324段を登り、観音堂へ。
観音堂は、修理が行われていて、ヘルメット、制服姿の人々が、忙しそうにはたらいていました。
大仰寺の玄関に張ってあった掲示によると、
観音堂は806年坂上田村麻呂が観音様をこの山の上に安置、堂は伊達政宗の娘で、徳川忠輝正室の五郎八姫(いろはひめ)によって1654年改修される。
しかし、老朽化が進んだ上に、平成15年の宮城県北部地震で大きく破壊・・・・
修理が終わるのが待たれます。
目の前の東屋から、松島湾内が一望に見えます。
天気がいい日だったら、よかったのに・・・・と思ったけれど・・・・次に、もっと素敵な景色に出会いました。
すぐ下の大仰寺、紫雲閣。かやぶきの屋根。ガラス戸のガラスが、手作りのアンティークガラスが入っています。いい雰囲気。すてき。
この写真じゃ、わかりにくいんだけれど、この庭園から、この枝垂桜の下に、今日は蔵王から泉ケ岳まで県境の真っ白い山々が見えていました。
松島に旅行を計画している人におすすめ!
ここ、大仰寺庭園の入園料は100円です。必見の場所ですよ。
花の季節はいいだろうなあ・・・。ただし、ここまで登ってください
またもとの道を降りて、富山の駅へもどりました。
今度は、海沿いを道なりに歩きました。
道は、家々を津波や、高潮から守るように、ずっと防潮堤が。
すぐ前の海は、 海苔とか、牡蠣、などの養殖棚が広がっているのが見えます。
このあたり、観光客はほとんどいない、漁業と農業で暮らしを立てている昔からの生活が垣間見えます。
これって、生簀かなあ。。。。
銭神碕への分岐に、レストラン海音 の看板。
急におなかがすいてきた・・・。時計を見ると、とっくに12時を回っている。
高級なレストランに、入って、昼懐石を食べるお金はないから無視して先を急ぎました。
防潮堤の上に、ずっと歩道が続いています。
遊具、散策路、東屋、ベンチなどもあちこちにあるけれど、目の前が海で風があって寒いし、誰も遊んでいる人はいません。
西の浜貝塚
ここを通り過ぎると、人家が多くなり、やがて磯崎漁港にはいりました。
牡蠣のシーズン、直売所の並んでいる通りには、魚介類を調理して売っているスタンドが多くあって、いいにおいがしてきます。
ああ、牡蠣が食べたい もう少し・・・・・ガマン。だって、座って落ち着いて食べたいから。
国道45号線に合流、観光客でにぎわう松島海岸のエリアにはいりました。
さらに歩いていきます。
もう午後1時を15分も過ぎています。
もうぺこぺこ。 そばのレストランに入りました。
牡蠣フライ
はーい。 お腹がすいているときは、揚げ物がとってもおいしいんだよねっ
ここまで歩いたご褒美に、松島ビールも(・・。)ゞ
寒さの厳しい平日でも、観光にいらっしゃる人はたくさんいます。さすが、松島!
そのあとは、観光客の1人になって、45号線沿いのお店をながめ、陽徳院、瑞巌寺、円通院、天麟院の続くうっそうとした道をゆっくりと歩いて松島海岸駅へ。 歩こうと思えば、もっと歩けるけるわよ。でもきょうはここまでね。
こうやって、歩いたことを思い出しながらまとめていると、つくづくよかったなあ、と思います。
体脂肪削減作戦は、揚げ物にビールでチャラだったけど、心は大満足。
いいや。また明日、歩くわ。