車は助手席に候補者、後にウグイス役が2人か3人乗り込みます。
ウグイスは7人が交代で乗り込みますが、候補者は、昼食、夕食の1時間づつを除いてずっと乗っています。
窓は開けっ放しでずっと手を振ります。
やっているうちに、プリンセスにでもなっている気分で、笑顔と上品さをこころがけ・・・ん
白い手袋をしていても、昨日のように寒い日は手がしびれてきます。
なので、服装は登山用のダウンコートの上からジャンパーを着ています。そして、許可証の腕章を巻きます。
ひざには毛布。
しかし、昨日は悪天で、雨が吹き込んできます。寒い日は結構大変です。
ペットボトルには水、、そして舌を滑らかにするために飴とチョコレート。
そしてマイクをもってしゃべるためのアンチョコ。
しかし、ずっと連呼しているとそんなのがなくても話せるようになりますね。
地図で見てみると、多賀城市って、狭いんですよ。
しかし、選車は狭い路地をくまなく回ります。
30年以上住んでいたはずの地元でも、知らないところがいっぱいです。
史跡の多い多賀城跡付近は、桜がほぼ満開になっていました。史跡に桜。きれい・・・・・・・。雨なので花見客はなし。
その桜に向かって、連呼、連呼。
雨でも候補者は、住宅地の一角などでは車を降りて辻立ちです。ウグイスが連呼するより、本人が訴えるのがやっぱり一番ですからね。
それでも、
スポーツ、登山できたえた○○△△、体力と行動力には自信があります。○○△△、○○△△をよろしく・・・
なんて叫んでいると、候補者は、私だったっけ・・? そんな錯覚を起こしそうになります。
雨の中、戸をあけて出てきてくれる人がいると、わがことのようにうれしい。
しかし、うるさい!とどなられることも・・・ す、すみません。
24台の選車が狭い市内のあちこちで怒鳴るのですから、無理もありません。(続く)