紀宮さまと黒田慶樹さんが昨日11月15日にご結婚されました。
心からお祝い申し上げます。お二人が、末永くお幸せでありますように・・・・。
お二人のたっての希望で、仲人はたてず、ウェディングドレスも、お色直しも、ケーキ入刀もなしの、皇室としては、いわゆるジミ婚だったように思いましたが、お2人の控えめな人柄がしのばれて、私としては、とても好感が持てるものでした。
昔は、嫁にやる、とか、娘に養子を迎えるという言い方をしましたが、結婚は、家と家の結びつきでもありました。
それが、戦後、経済の単位も1人1人になっていって結婚に対する意識も急速に大きく変わりましたよね・・。
伝統とか、結婚の風習だって、それを守る、というより、個人個人の個性に任されて、どんどんなくなっていっているように思います。
お二人のご結婚も、そのような最近の時代の趨勢と全く無関係では無いように思います。
ま、日本一古い家系のお姫様の結婚ですから、地味にするとしてもあのあたりが精一杯だったのでしょう。
ちなみに、昭和に結婚した私の場合。
ちゃんと仲人もいましたし、結納もしたし、エンゲージリングももらったし、披露宴にも200人の出席者がいる、あの当時としてはごく当たり前の結婚でした。
娘達の結婚は、自分で見つけた相手だったこともあって、仲人は上の子のときも下の子のときもなし。。
いわゆる、結納は、両方の親の顔合わせの食事会でした。
そして、披露宴も、上のときも下の子のときも、当事者2人とお互いの両親、兄弟でごく普通の会食をしたのみ。こういうのって、披露宴とは言わないよね。
どちらも心のこもったとても印象的な結婚式でした。このご家族との付き合いなら、彼女達も末永く幸せであろう。と、心の底から思うことが出来ました。
ただし、場所が、上の子は、真冬の北海道で、下の子はハワイでしたが・・。
ちなみに、彼らが結婚するにあたって、親である私たちは、彼らにまかせきりで、金も出さない代わりに、口も出さない。その結果が、上記のような結婚式になったのです。
最近ではこういうのも、ごくごくあたりまえな普通の結婚式になりました、よね・・・
今日の夕食
骨付きチキンのホワイトシチュー
ホウレンソウとかぼちゃのサラダ
柿とラディシュの胡麻あえ