TBステーションの、「ゴールデンウィーク思い出アルバム」のお題に対して書きます。

5月9日の朝も幸いいい天気の酒田でした。

朝、宿を抜け出して、散歩。

広い最上川の白鳥公園は、もう、1羽の白鳥もいません。

でも、代わりに、河のヨシ原には「ギョギョシギョギョシケシケシケシ・・・・」と,オオヨシキリのにぎやかな声が響いていました。


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川を渡って、程なく山居倉庫 。太いケヤキの木は、みずみずしい若葉を広げていました。

この景色、大好き。まわりは、今観光用?に、整備されつつあって、あちこち工事が進められていました。


新米搬入 山居倉庫の 息づきぬ

(日和山公園にの松の木につるしてありました短冊の入選句)



高台の日和山公園 。公園の池には、かつて日本海を行き来していた北前船が往時の姿を浮かべていました。

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北前船 白帆涼しく 水の中


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本間様には及びもせぬが せめてなりたや殿様に


と,狂歌にも読まれた豪商本間家旧本邸

これは400年家を守ってきた玄関先の松の木。酒田の大火のときにも守り抜いてくれた。


身体障害を持つ高齢者ご一行様たちに、職員の皆様には職務以上にとても親切にしていただきました。

段差のある重厚な玄関も、上がるのをためらっている叔母に、「ぜひごらんになって行ってください」、と手伝ってあげていただき、その上、ずっとついてくださってとても丁寧に説明していただきました。

皆様ありがとうございました。


庭園の 威容や松は 色変えず



さて、旅の帰り道。開山したばかりの湯殿山に寄ってみました。


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まだまだ深い雪の中。ここまで登る道も、雪の壁。ところどころ、なだれのあとも見られます。

冬がとても厳しいのですねー。

赤い鳥居だけが白い世界のアクセントのように目立っています。

今日は、この鳥居を見るだけね。また、きます。