スーパーには、ホントにいろんな食材が並んでいます。
オーストラリアからの牛肉、カナダやアメリカからの豚肉、フィリピン産の焼き鳥、そして気取ったよそいきの顔をした国産の牛肉や地鳥。

野菜売り場には、それこそあちこち外国で育てられたものがはるばる運ばれてきて山と並んでいます。
そして、国産のもの。


冬に収穫できる野菜も、春の野菜も、キュウリ、トマト、なす、モロヘイヤ、かぼちゃなどの夏の野菜だって2月の今、売り場には並んでいます。
真冬でも塩蔵の野菜ではなく新鮮な野菜が食べられるって言うのは、私がごく小さかった頃はできなかったことです。


高気密の住宅が普及したことと、冬でも手に入れることができる豊富な食材、健康保険が日本人の寿命を飛躍的に延ばし、世界一にしたことは疑いありません。


冬に夏野菜が食べられることは、もちろん生産技術の進歩があるからですが、ビニールと石油の存在抜きにはかんがえられませんよね。

安い値段で入ってくる世界中から集まってくる食材もどうやって運ばれてきているのでしょう。空飛ぶ鮪の話も言われてから久しいですし。


季節感が無くなったと言われますが、冬に新鮮な野菜を食べられることが高血圧、脳卒中を減らしたことはみんなが認めることでしょう。


私たちは、物流を担うシステム、(飛行機、トラックなどの車、自家用車、大量輸送を可能にする貨物船など)のなかで意識しないでその便利さ豊かさを享受しているわけですが、これ、手放すことってできるんでしょうか。


私たちが手放すことのできないものを、発展途上にある国々の人たちにあなた方は持っちゃダメよ,っていえないですよね。

だって、少しでもいい生活したいのは、ヒトとしての基本的な欲だから。


となると、地球温暖化防止のために何かを我慢するのは、相当覚悟が要りそうです。
でも、悲観していないのですよ。ヒトはそれを克服する英知を持っていると信じるから。
主婦としては、できる節約はかなりシビアにやってるんですけどね。