トラックバックステーションのテーマに応じて書きます。が、ちょっと場違いかもしれません。
私にとってバラードといったらやっぱり、ショパンのバラード


ショパン大好き! バラード大好き!
特に第1番 ト短調作品23

若いショパンが祖国ポーランドを離れ、ドイツにいたときに、故国がロシア、プロイセン、オーストリアに侵略されてしまう・・・
陥落を聞いたときにはショパンの怒り、絶望はどんなだったか。
この曲が出来たときの背景がわかって、この曲、ますます好きになりました。




好きに輪をかけたのが、映画 戦場のピアニスト
映画のほぼラストでドイツ人将校に見つかって、何者か、と尋ねられる。ピアニストだったと答える。


そしてこのショパンのバラード1番が演奏される・・・・。
(なんでこんなところにちょうどよくピアノあるわけ??)



なんか、もう・・・すごい、すばらしい・・・ってしか言えない。



戦争で故国を失ったショパンと映画の中のユダヤ人ピアニストの絶望感というか(表現できない)それが出会って、映画のシチュエーションがまさにこの曲にはまって、ものすごい訴えかけを私たちにおくっているような・・・・

曲がそんなふうにせまってくるのです。


この曲はもちろん前から大好きだったけれど、映画を見て、この曲が、これほどまでにいい曲だって思ったことはなかったかも・・・。



ああ、いいわぁ  ショパン、大好き!!